なぜ断食をしようと思ったの?
43歳 男性 会社員です。
学生時代は登山をしていました。日頃から筋トレなど常に体を動かしていました。卒業し就職してからは徐々に運動をしなくなりました。
営業職で接待などつきあいも多く、飲酒量が増え食生活も乱れがちでした。
30代半ばを過ぎた頃からどんどん太り始め、会社の健康診断でもメタボを指摘されるようになりました。
40歳を過ぎ身長175cm、体重87kgにまで増えてしまいました。その頃健康診断で脂肪肝をあらわすγ-GTPが220、中性脂肪が300にまで上がってしまいました。
このままでは将来的に動脈硬化など色んな生活習慣病になる、と言われダイエットに本気で取り組もうと決意しました。
その頃、妻の友人が断食道場に参加し痩せた、ときき断食をしてみようと思いました。
断食はどういう方法で何日間行ったの?
断食の専門施設に行って行うのが安心なのでしょうが、費用もかなりかかるし集団生活は苦手なので、自宅で週末を利用して行いました。
断食は前日の食事から軽めにして断食明けの食事を重湯など胃腸に負担をかけない補食にすることが大切、と聞きました。
まず金曜日は昼食はうどん、夕食は湯豆腐とご飯 おひたしと軽めに済ませました。断食中は朝、昼、夜と昆布でとっただし汁をお椀に1杯飲みます。
最初は2日間の予定でしたが結局月曜日の夜まで3日間断食をしました。
断食中の心身の状態はどうだった?
1日目、昼過ぎ位までは普通にお腹がすいたな、という感じでした。
それが午後から体がだるく、イライラした感じが出てきました。熱っぽくフラフラして、頭も重くなり横なりました。
空腹感は塩を少量なめると不思議に収まりました。夜もイライラした感じが続き寝付きも悪く眠りが浅く夢をよくみました。
2日目は寝起きは睡眠不足で悪かったのですが、朝の昆布だし汁と少量の塩をなめたら体がシャキッとしました。
前日より体が軽くお腹がすいている感じはほとんどなく快適に過ごしました。家族が食事をしているのを見てもイライラした感じもなくなりました。
本来なら2日間で終了するはずでしたがあまりに心地よいので、翌日も続けることにしました。
3日目も無事エネルギーがとぎれることなく、むしろいつもより頭がクリアでした。
断食した結果、ぶっちゃけどうだった?
体重が4Kg落ちました。
お腹周りがサイズダウンして、いつものベルトの穴がひとつ移動しました。顔がすっきりして瞼のはれぼったさがなくなり二重瞼がくっきりしました。
お酒が以前より不味く感じました。ただ断食が終了して3日目くらいには又ドカ食いし始めて、結局10日でもとの体重に戻ってしまいました。
でも体重云々ではなくとても良い経験でした。
管理人フィードバック
私の場合、断食2日目が一番辛かったですね。
イライラするということはなかったですが、空腹感と脱力感のようなだるさが訪れました。
初日が辛いという方が一般的には多いようです。
また断食しているとある時期から空腹感自体が心地よくなってきて、この方がおっしゃる通り身も心もスッキリしてきます。
リバウンドしてしまったとのことですが、「体重云々ではなくとても良い経験でした。」とあるように、断食の醍醐味を少し感じられたと思うので、またリトライしてみて欲しいですね。きっとできると思います。
ただやはりオススメなのは、最初は断食専門施設に行ってきちんとした指導のもとに行うこと。正しいやり方が身につけば、もっと断食の良さを実感できると思います。
集団生活は苦手とのことでしたが、個室で過ごせる断食道場もありますので、利用されてはいかがでしょうか。
ではでは、ありがとうございました!